転職

休職後、転職に成功した覚書

休職から復帰後、転職を成功させた方法

はじめまして。

転職経験者のだざらしです。

 

私はSEとして入社後、2年目で業務で不眠症や鬱を患い、約7か月間休職していました。

その後、復職し、6か月後(入社3年目)に転職活動を行いました。

結果、異業種異職種で大手企業から内定をもらいました。

 

 休職も転職もすべきなのか、本当にしていいのか悩むことが多いと思いますが、

私の場合は、結果的にどちらもしてよかったと思っています。

休職せず頑張り続けてしまっていたら復帰までにもっと時間を要しただろうし、

転職した結果、年収もあがり、よりやりたい業務に携わることができました。

 

 

1.休職した理由
冒頭でもお話した通り、私は新卒入社2年目で7か月間休職しています。

休職理由は、軽度のうつ状態不眠症でした。

当時の私はITのインフラ系の仕事をしており、

深夜業務や長期にわたる夜型(午後~終電など)の勤務がありました。

結果、生活リズムが崩れてしまい、不眠症⇒うつ症状の発症となり

治療のために休職しました。

 

2.転職した理由
転職した理由は大きく3つあります。

・キャリアチェンジ

まずは、元々やりたいことがあったため、キャリアチェンジを希望しました。

学生時代の就職活動では、学歴がイマイチなこともあり、

学歴フィルターなどで玉砕しました。

今回の転職では、今までの職務と似て非なるやりたかったポジションへの

転職をめざしました。

 

・当時の会社に嫌気がさした

悪い会社ではなかったのですが、休職に追い込まれるようなポジションで仕事をしたこともあり

当時の会社にいるのが嫌になったのも理由です。

復職後は全く違うポジションに変更となりましたが、

数少ないインフラを経験した若手SEでしたので、

いつ元のポジションに戻されるかわからないという不安もありました。

 

・年収アップ

当時の会社も特別給与や低くはありませんでしたが、

せっかくなら転職して給与アップしよう!くらいの感覚でした。

 

3.転職で行った事
転職で行ったことは主に以下5つです。

 

1.転職エージェントに登録
私は以下のエージェントに登録しました。

パソナキャリア
リクルートエージェント
doda
アデコ
enエージェント
色々登録して、面談してみて合うところと進めるのがいいと思います。

すべてと面談してみた感想はのちほど

 

2.書類作成
主に以下の2つの書類を作ります。

履歴書
職務経歴書
 

証明写真なども必要となるため、早めの準備が大事です。

内容はとりあえず自分の思いつくままに

エージェントからもらうフォーマットを使って作成すればいいと思います。

そして、エージェントとの面談の際などに添削してもらって

内容をよくしていけばいいので、この段階では書いてみることが大事だと思います。

 

3.転職エージェントと面談、書類添削
応募した5社すべてと面談に行ってきました。

本音で感想などを書かせてもらいます。

 

パソナキャリア

 ネットの評判通り、とても丁寧に対応してくれます。

 求人の件数自体は他に比べると多くありませんでしたが、

 マッチするものをしっかり紹介してくれました。

 求人の質、担当さんの丁寧さが一番なのはパソナキャリアでした。


リクルートエージェント

 しっかり話を聞いてくれて、志望する求人を数多く紹介してくれました。

 また、他社では特に触れられなかったポイントも書類添削してもらえました。

 求人件数が多く、志望にもマッチしていたのはリクルートエージェントでした。

 

doda

 たまたまあたった担当さんが結構グイグイくる感じの人で、

 私にはあまり合いませんでした。

 紹介してくれた求人も私の志望とは少しずれてしまっていました。

 紹介してくれた求人の件数はそこそこ多かったです。


アデコ

 休職の経緯をお話したところ、転職にはまだ早いとのお話で、

 求人は紹介してもらえませんでした。

 面談後は連絡がこなくなってしまいました。


・enエージェント

 とても丁寧にお話などを聞いてもらえ、

 求人もマッチするものを選んでもらえました。

 アプリで担当さんとやりとりできるなど、

 担当さんとのコミュニケーションに力を入れている感じでした。

 

私の場合、面談前に応募書類を作成していたので、

全部の面談で応募書類を添削してもらいました。

プロに指摘してもらう回数は多いほうが良いと思ったので、

そのたびにブラッシュアップして、最終的にはなかなか良い書類が作成できました。

 

面談した結果、私は一番丁寧で求人の質もよかった

パソナキャリアを選ぶことにしました。

しかし、求人の件数が少なめだったため、

リクルートエージェントもサブとして使いました。

 

4.応募企業を選ぶ
私は、パソナキャリアとリクルートエージェントで合わせて25社ほどに応募しました。

大手企業、やりたい職種などの軸はぶらさず、

キャリアチェンジ希望だったため、未経験でも自分の経験で採用してくれそうなところに絞りました。

基本的に、最初に決めた転職の軸はぶれないように気をつけたほうがいいです。

この軸がぶれてしまうと転職して後悔することとなります。

 

5.面接する
25社ほど応募した結果、3社から面接のご連絡をいただきました。

業務都合などで面接を実際に受けたのは2社、

最終面接まで受けることができたのは内定をもらった1社のみでした。 

 

内定をもらった1社に関しては、

途中で辞退しようとも考えたのですが、

エージェントに相談したところ最近の内部事情なども教えていただき、

結果、辞退せずに内定をもらえました。

転職活動について相談する相手がいて本当によかったと思います。

 

4.休職のことを応募資料に記載する?
 エージェント5社に相談した結果、

全員から記載すべきと言われたため、記載しました。

職務経歴書に空白があると不審がられてしまうためです。

私の場合は、履歴書の備考欄に以下のような感じで記載しました。

「深夜業務や夜型業務により不眠症および鬱状態を患ったため、XXXX年XX月~XX月の間休職し、自宅療養いたしました。現在は復職し、通常通り業務を遂行しています。」

 

結果、記載してよかったと思います。

面接では必ず休職について聞かれますが、

休職理由
現在は全く問題ないこと
同じ状況に陥らないために工夫していること
などをしっかりと伝えれば不利にはなりませんでした。

 

ばれるかもしれない不安などを抱えながら転職するより

ずっと安心して転職活動ができました。

 

5.結論
休職経験があっても20代のうちは問題なく転職は可能です。

むしろ、新卒時代の就職活動では手がでなかった企業へも応募ができ、

内定の可能性もあります。

休職したときと同じ環境で仕事をしていて、再発の不安と隣り合わせでいるよりは

環境を変えてみるのも一つの手段だと思いました。

また、転職をするときにはエージェントの助けをかりると

手続き的にも精神的にも非常に楽に転職活動を進めることができるのでおすすめです。